顎関節症で歯医者さんからもご紹介が
アゴが痛い、顎が開きづらい、食べると顎が痛いなど。まずは、歯医者さんで診てもらうことになるかと思います。
かいつう館には、その歯医者さんから顎関節症の人を紹介しましたので~と連絡をいただくことがあります。
歯医者さんが顎関節症の治療を投げてるわけじゃなくて。
「身体も相当歪んでるから身体をみてあげて~」ということなんです。
とは言っても、そうやって紹介してくださる歯医者さんは、身体のことも相当みれる先生なんです^^
もちろんですが、僕もアゴの痛みなどに対応させてもらってるんですが歯医者さんを紹介させてもらうことも何度もありました。
「身体からきてる顎関節症ではなく、顎の関節そのものの問題かも」
と施術しながら感じたときです。
さきほども書きましたが、口と全身を分けて考えておられない歯医者さん。とっても信頼できる先生ですので、もしいい歯医者さんを探しておられるのでしたらご紹介させていただきますね。
それはそれとして。
顎の痛みといえども、正真正銘の顎「関節」症でなければ全身やお顔の筋肉をケアしてあげることで解決できることも多いんです。
それも、その方の生活をしっかり聞かせてもらうことでポイントもより視えてきます。
過去には、化粧品関係の接客業の方で、
イスに座ったお客様の後ろに立ち、上半身をお客様の前方に回り込ませ、自分の顔をほぼ横にしながらお客様のお顔にメイクする、、、、という方のアゴの痛みを施術させてもらったことがあります。
こういうときは、「この体勢ならどこに負担がくるのか」を考えていくと、顎の痛みの大元にたどり着くことができたりします。
こういう発想が整体ならではの顎関節症へのアプローチになるでしょうか。
顎関節症でお悩みの方はお気軽にご相談くださいね^^
ママさんの顎関節症の理由?
最近、きてくださったママさんの顎関節症(自己申告)。アゴをあけるのも噛むのも違和感がある、とのことでした。
開けるのも痛いほどではないが、大きく開かない、開けるのが怖い、ミシミシ言う。
噛むと少しイヤな感じがする。
そういった訴えでした。
なんでアゴが開かなくなったと思います?と質問させていたいたところ、
産後に顎関節症になったのかと思ったら
妊娠中に仰向けに寝るのが苦しくて横向きに寝ていたからでしょうか?
と返ってきました。
妊娠中からアゴがおかしかったそうです。
可能性はありますよね~~~。
いつも片方むきで寝ていると、そういうこともあるかも知れません。
他にも可能性は考えられるのですが、ひとまず、そういうことにしておきましょうか(^^)
でも、こういうのって仕方ないですよね^^;
かいつう館は妊婦さんの施術をさせてもらってますが、
臨月間近のお客様はずっと仰向けがつらい、とおっしゃって横向けで施術させてもらうこともあるんです。
それはやむを得ない。
あとは、整体で一回、リセットしてあげればいいんです。
産後にお店にきてくれたからといって、「産後に骨盤が歪んで顎関節症になった」わけじゃないんですよね。
それは仕方ないですよね。
そこからスタートして施術をしていきます。
そうするとこれがまたいい結果につながるんです(^^)
今日もありがとう。
顎が開きにくい 噛むとアゴに違和感がある
産後の腰痛で来てくださったママさん。施術途中に
「関係ないかも知れないですが(痛い腰と同じ側の)アゴが開きにくいんです」とおっしゃられて。
腰痛がとれてからアゴの開きにくさも施術させていただきました^^
ふくらはぎをほぐすと症状は少し緩和し、最後にお顔、特に顎周りのこりこりをほぐしていくと、
「めっちゃ楽になってますー。噛めます~~~♪」ととても喜んでくださいました。
(あれ?開きにくいんじゃ…)と思いましたが、施術を受けるまで「噛みしめること」も違和感があってできてなかったみたいです。
なんどもアゴを開いたり噛んだりされて確かめておられましたよ^^
もっとも・・・噛みしめるのは止めてくださいねってお願いしときましたが(苦笑)
今日もありがとう。
アゴが左右に流れて開く・・・
歯医者さんからのご紹介で豊中からお客さんがきてくださったときのこと。
施術に入る前に「どれくらい開かないのか」を確認しておきます。首の向きで開き具合が変化するかも確かめます。
興味深かったのは、体ごと右に捻った状態で口を開け閉めすると、施術しなくてもかなり楽に開く、ということ。
こういうことがままあるんです。
【正面では開きづらいアゴがどちらかを向くことで開きやすくなる】っていうことが。
僕がやってる療法ではこれがとてもヒントになってくれます。
実際の施術では。
お客様の「他の症状」にもよるんですがこの時はうつ伏せから始めて仰向けになったもらったところで下肢から確認しつつ施術。
痛い側のアキレス腱を押すと顎の痛みが改善しました。
次にお腹をする前に、【痛い側の膝をたててもらうとそれだけでも幾分かはアゴの痛み軽減します】。それだけお腹の緊張が緩むと顎が楽になる、ということなのでお腹も丁寧にやっていきます。
最後は首、頭、顔の筋肉の痛みを探して、痛い筋肉を押えたまま口の開閉してもらって楽になるかどうかを確認しつつ施術。
良い状態になってきたので座って確認。
かすかにひっかかりを感じる程度、それすらも感じないない程度へとどんどん変化してきました。
これで終わりかけたのですが、ふと気になったので「アゴを開いたときにまっすぐに開いてる感じがします?どっちかにぶれてる気がします?」と質問してみたところ、「右側に流れてる気がする」とおっしゃいました。
「右に捻ったらアゴが楽に開くのがここに関係してるのか?」・・・試しに右の鎖骨の中をぐっと掴んだままに口を開閉してもらうと・・・
左側の口の開け閉めにまったく異常を感じなくなったそうです。
こういう場面が、カラダをみる整体師としてお役に立てる場面なのかなと思ったりします^^
とはいっても、「朝、起きたら口が開かない」というのがメインなので、翌日の朝の状態までは予見できませんが・・・。
そうそう、歯医者さんいわくは「親知らずを処置しないと、アゴにまた影響がでる」ということでした。
こういうところからも、整体師だけ、ではなくいろんな方面との協力のしあいっこがあればいいですよね!
アゴを開けると痛い方はネットからもご予約いただけます^^
産後に顎関節症になるのは?
産後6か月のママさんがきてくださいました^^
このあたりで骨盤矯正をしとかないと、歪んだまま固まって腰痛になるよ、とかいろいろ耳にしたようで^^;
でもその話はまた別のところで。
骨盤まわり、腰痛、なんかを取っていって仕上げ、、、じゃないけどお顔のところに僕が移動したとき
「顎関節症って、歪みを関係ありますか?」とのご質問。
聞き返すと。
「出産してからアゴがガクガクいうんです。顎関節症って言われたんです」ということでした。
今もそうなのか確認してから、
お顔まわり、首回りをほぐしました。
もう一度確かめてもらうと・・・
バッチリ♪
ほんとに、ほぐしただけ。
ほっぺたとか首とか、顎周りとか。
出産して骨盤や背骨が歪んで、、、とか。
頭蓋骨が歪んで、、、っていうよりも。
「普通に考えたら」
出産のときに猛烈に歯を食いしばったり。
出産してから抱っこのたびに「ふんっ」と噛みしめたり。
もしかしたら添い寝で横向きに寝たりするのもあるかも知れませんが。
そういうことからアゴまわりの筋肉も疲弊してるんじゃないかな、なんて想像するんです。
実際、そうなってもおかしくないくらいのハードワークだと思うんですよ。
出産したら骨盤が歪んで云々で片付けるよりも、
出産がいかに大変なことか、そのあとの育児ってどれだけしんどいものなのか。
そっちに想像をめぐらせたほうが、、、それこそが、、、「普通に考えたら」により近い考え方なんじゃないかと思ってます^^
アゴの痛みも腰痛も、似てたりします
かれこれ20年くらい、顎関節症で、とおっしゃる方が伊丹からわざわざ。
あちこちに行かれた、ということなのでそういうときに僕が聞かせていただくのは「過去の治療でどういうのが一番、効果がありましたか?」ということです。
他所のお店でいかに治らなかったか、よりも、他所のお店でどういうことをしてもらったら良くなったか。をお聞きするんです。
理由は簡単。良くなったことのなかにはヒントがあるからです。
他の店がいかにダメでうちがいかに良いか、なんてことを気にしたってお客さんの役には立ちません(苦笑)。
あ、逆にいうと、他の治療院で「どういうのを受けたけど効果がなかった」という情報も参考にはなります^^
それがわかれば、効果のないことがなんなのかがわかりますので、僕はそれを省くことが出来ますので。
この方は過去に「コルギ」を受けたときには一週間くらい調子が良かった、とおっしゃってました。
こういうのを事前に聞かせていただくことができると「顔に直接アプローチするのが変化が出やすいんだろうな」って想像がつきますもんね。
顎関節症といってもまずシチュエーションで確認していきます。
単に口が開けづらい、だけじゃなくて。
この方は
座った状態で真正面で口を開閉してもらうと、左側に痛みがでます。
次に、右を向いてもらって開閉してもらうと、同じ痛みがでます。
最後に左を向いてもらって開閉してもらうと、痛みがでません。
かいつう館では、単に顎の関節がどうなっているか、ではなくてこういう動きの変化から「どこを触れば楽になるか」を推測していきます。
正面ではきつい。右を向いてもきつい。
左をむくと、痛みはでない。
この変化には、きっと意味があるはずです。
そして、動きでものごとをとらえたときに、いろ~んな症状が似通ってくることに気づきます。
たとえば、右を向くと左の首が痛いけれど、左を向くと左の首は痛くない、とか。
たとえば右にねじると左の腰が痛いけれど、左に捻ると左の腰は痛くない、とか。
なにが言いたいかというと顎関節症という名前からは「顎の関節がどうにかなっちゃったんじゃないか」というイメージをもってしまうのですがー事実そういう方もおられると思いますし、そういう方は僕は手が出ませんー物事を「なにをしたら痛くてなにをしたら痛くないか」という捉え方をすると、腰痛や首痛と同じレベルになってくるでしょ?ということを知っていただきたいんです。
アゴの関節に異常さえなければ、アゴの痛みは、腰の痛みとそう変わりません。
今回はお客さんとしてはまずまずの結果だったようでお帰りの際には次回のご予約をどうしようか、と自ら検討されておられました。「前日にでもお電話いただけたらいいですよ」てお伝えしましたが(笑)それ以来、こられていません^^
今日もありがとう。
顎関節症の原因がズレではないとしたら。
整体をしていると、当たり前のように耳にする
「根本原因から改善します」という言葉。
どういうわけだか、それってズレや歪みのことを指すことが多い。
でも、整体ではなく病気だったら原因って生活習慣ですよね?
なぜ整体だけは別口なんだろう。
原因を取り除く!という原因がそもそも先入観の可能性もあると思うんです。
身体の土台である~を正す、
身体全体のバランスをとる、
どれも魅力的な「原因」なんだけど、
もしかして、
右腕、酷使してません?
ていう話だったりもする(笑)。
甘いものを食べ過ぎるという生活習慣で膵臓が疲れ切って糖尿病になるのなら。
甘いものを作りすぎて腕が疲れきって顎関節症になる可能性だってないとは言えない(苦笑)
顎関節症だと言われたとあるお客様のお話。
右の顎が開閉のときに横にポコンと飛び出す感じがあってガクガクも言う、と。
ためしに右足に触れてみる。
すこ~し改善する。
これは四肢で改善するタイプかも、と思いながら
「右(に症状がでる)と聞いてなにか思い当たりません?」と質問しましたが、
なにもないです・・・と。
次に右腕に触れる。
飛び上がるくらい痛がって、、、、顎のポコンという音が激減する(^^)
そのまま右腕を施術していくとお客さま、痛い痛いと笑っておられます(^^)
「そういえば、お菓子をよく作ってます!こねたり、かき回したり」と言いながら右腕ですりこぎで混ぜるゼスチャーを。
思い出してくれたようです♪
生活習慣を^^
あ、これが原因かあ、なんていいながら右腕を施術して、
あとはお腹や反対側や、首をやって
横にポコンとずれる感じや音もなくなりました。
これは僕にとっても珍しい結果でした。
アゴが痛い、開きにくいというのは割りと得意なんですけど、音がなるだけ、ガクンと揺れるだけ、というのはあんまり得意としてないんです^^;
顎関節症の根本の原因はなんでしょう?
たとえば、骨盤の歪み。
たとえば、背骨の歪み。
たとえば、ストレートネック。
たとえば噛み癖・食いしばり・歯軋り。
たとえば、顎関節のズレ。
もしくは、頭蓋骨の歪み。
いろいろ言われていますし、それらも実際問題あるかと思います。
けれど、
この人に限っての根本原因は?って聞かれたら
僕、「お菓子の作りすぎでしょ」って言います(笑)
そして、お菓子の作りすぎが原因であって歪みが原因でなければ、矯正も必要ないっていう理屈ですよね^^
顎関節症でお悩みの方は一度ご相談くださいね。
ネットからもご予約いただけます。