尼崎|顎関節症ー整体はどこまでのことができるのか

顎関節症と申告してくださるお客様のなかには、顎の関節に異常がない方もおられます。そういう方に頭蓋骨の矯正や顎の矯正をしてもよくならない理屈。一度、全身からじっくり見させていただけませんか^^

アゴの痛みも腰痛も、似てたりします

かれこれ20年くらい、顎関節症で、とおっしゃる方が伊丹からわざわざ。

あちこちに行かれた、ということなのでそういうときに僕が聞かせていただくのは「過去の治療でどういうのが一番、効果がありましたか?」ということです。
他所のお店でいかに治らなかったか、よりも、他所のお店でどういうことをしてもらったら良くなったか。をお聞きするんです。

理由は簡単。良くなったことのなかにはヒントがあるからです。
他の店がいかにダメでうちがいかに良いか、なんてことを気にしたってお客さんの役には立ちません(苦笑)。

 

あ、逆にいうと、他の治療院で「どういうのを受けたけど効果がなかった」という情報も参考にはなります^^

それがわかれば、効果のないことがなんなのかがわかりますので、僕はそれを省くことが出来ますので。



この方は過去に「コルギ」を受けたときには一週間くらい調子が良かった、とおっしゃってました。
こういうのを事前に聞かせていただくことができると「顔に直接アプローチするのが変化が出やすいんだろうな」って想像がつきますもんね。

顎関節症といってもまずシチュエーションで確認していきます。

単に口が開けづらい、だけじゃなくて。

この方は

座った状態で真正面で口を開閉してもらうと、左側に痛みがでます。
次に、右を向いてもらって開閉してもらうと、同じ痛みがでます。
最後に左を向いてもらって開閉してもらうと、痛みがでません。

かいつう館では、単に顎の関節がどうなっているか、ではなくてこういう動きの変化から「どこを触れば楽になるか」を推測していきます。

正面ではきつい。右を向いてもきつい。
左をむくと、痛みはでない。
この変化には、きっと意味があるはずです。

そして、動きでものごとをとらえたときに、いろ~んな症状が似通ってくることに気づきます。

たとえば、右を向くと左の首が痛いけれど、左を向くと左の首は痛くない、とか。
たとえば右にねじると左の腰が痛いけれど、左に捻ると左の腰は痛くない、とか。

なにが言いたいかというと顎関節症という名前からは「顎の関節がどうにかなっちゃったんじゃないか」というイメージをもってしまうのですがー事実そういう方もおられると思いますし、そういう方は僕は手が出ませんー物事を「なにをしたら痛くてなにをしたら痛くないか」という捉え方をすると、腰痛や首痛と同じレベルになってくるでしょ?ということを知っていただきたいんです。

 

アゴの関節に異常さえなければ、アゴの痛みは、腰の痛みとそう変わりません。

今回はお客さんとしてはまずまずの結果だったようでお帰りの際には次回のご予約をどうしようか、と自ら検討されておられました。「前日にでもお電話いただけたらいいですよ」てお伝えしましたが(笑)それ以来、こられていません^^

 

今日もありがとう。

 

伊丹の方も顎関節症でお困りならネットからのご予約が可能です^^